わたしの本棚

日々の暮らしを豊かにする書籍一覧

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日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせの読書感想文

茶道とは縁のない生活を送ってきましたが、この書籍を読んで茶道とはこんなにも奥深く繊細なものであることを知りました。禅の教えがベースにあるということで、あまつさえ人生哲学そのものであるとも感じます。 一つ一つの所作も美しく、本作を読むと姿勢も...
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キレイはこれでつくれます【50代大人女子の感想】

わたしは50代の働く子持ち母さんです。ようやく娘が大きくなり、ふと自分自身のケアに気が回る余裕が少し、できました。 50代と言えば、シミ、しわ、乾燥など肌トラブルはつきものですね。エイジングケアが必要な年代です。 かねてより、きれいになった...
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朝井まかて作 類 【書評】

著者の朝井まかてさんは、明治末期から昭和初期までに活躍された著名人を手掛けることを得意とされているようです。 本作「類」の主人公 森類は、かの有名な森鴎外の末子で、時代に翻弄されながらも周囲の協力を得て、生き抜きました。 その様を史実を基に...
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【書評】谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題

ミステリーファンのみなさま、お待たせしました。 わたしの子ども時代は、アガサ・クリスティー、江戸川乱歩などのミステリー小説を読んでいました。王道ですね。 成長するにつれ、ミステリーはあまり読まなくなりましたが、今回、久しぶりに読んだミステリ...
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【書評】しあわせガレット|中島久枝を読んで

もし、あなたの近所に疲れた心まで癒してくれる美味しいガレットのお店があったら? ガレット(仏)は、フランス料理の名称。フランスでガレットは「円く焼いた料理」を意味するが、日本では特にそば粉生地を薄く焼いたブルターニュ風ガレットを指すことが多...
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【書評】谷中スケッチブック~心やさしい都市空間~

谷根千の母、森まゆみさんが著された谷中の本を読んだ感想を記します。もともとが「谷根千やねせん」という呼称は、森さんらが発刊した地域雑誌「谷中やなか根津ねづ千駄木せんだぎ」の略称です。 谷根千のひとつ、谷中は寺町であり、職人の町でもあります。...
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ボタニカ書評 朝ドラらんまんの主人公をモデルにした本

谷中に眠る植物研究者である牧野富太郎を主人公にした本作「ボタニカ」を読了して、考えたことをつらつらと書いてみます。この拙い書評を読んでくださる、あなたが本作を手に取ってどのように受け止め、どのように感じるか。 ちょど今、NHKの朝ドラでこの...
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【書評】心淋し川

本作の舞台 谷根千やねせんは寺町文化が色濃く、江戸時代からの名残も残っています。谷中銀座という商店街に行けば、より下町文化が色濃く、昔から谷根千の台所として存在していました。 まだまだメジャーではないエリアで、東京に住んでいる方でも知らない...
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【書評】骨格診断から本当に似合う服がわかる本

服が似合わなくなった 筆者は40を過ぎたあたりから体形の崩れとともに、巷で売られている服が似合わなくなりました。それで一体、どんな服を着たらいいかよくわからないまま適当に買っては着ていました。ましてや50代の今となってはどんな服が自分に似合...
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【書評】喋々喃々(ちょうちょうなんなん)|小川 糸を読んで

タイトルの喋々喃々(ちょうちょうなんなん)とは 男女が親しげに、情こまやかに話し合うさま。また、小声で楽しげに語り合うさま。 学研 四字熟語辞典 という意味があるようで本作にぴったりなタイトルといえます。本作を読むまではこの言葉をわたしは知...