近頃の物価高騰で食品も値上がりしており、急に出費が嵩んできて悩ましいですね。
食費という聖域にも節約のメスを入れる必要がありそうですが、健康をおろそかにする程の節約も問題です。
なにか良い、やりくりができないものかと頭を抱えてらっしゃいませんか?
本記事を読むと毎月、食費が予算を超えてしまうという方や、そもそもの食費が高すぎると感じる方の節約の参考になるかもしれません。
50代の夫婦と食べ盛りの子ども一人という家族構成のわたしの食費やりくりの一例を記事にしたためます。
あなたの参考になれば嬉しいです。
食費やりくりの基本とは?
ざっくり予算を組む
細かすぎる予算を組むと挫折しがちなので、うちは一人一日予算千円としています。
プラス、調味料や飲料水、お米、外食といったゆとり費を月に2万円に設定。
これは人によっては高いと感じるかもしれませんが、50代ともなると健康面で心配なことが増えてきます。
身体によい栄養素を摂るためにも、あまり削りすぎないことをお薦めします。
家計簿をつける
わたしはマネーフォーワードという家計簿アプリを利用して、日々の入出金の記録をしています。
あらかじめ予算設定もできますので、ときどき予算がどれだけ残っているかの確認もできます。
食品の在庫管理
冷蔵庫などにあるものを無駄なく使いきることこそが、やりくりの基本です。
とくに野菜など鮮度が命の食材は、なるべく早めに食べきることで十分な栄養素を身体に取り込むこともできます。
チラシなどをチェックする
お店によっては特売やポイントアップデーなどを設けており、お得に買える食材がわかります。
わたしはよくチラシなどを見て、余っている食材を考慮しながら献立を決めることが多いです。
買い物は底値を意識する
わたしはざっくりですが、いつも買う食品の底値を大体、記憶しています。
欲を言えば、底値をメモアプリなどで管理すれば、より良いでしょう。
底値を基にスーパー、生協、ネットスーパー、個人商店を使い分けています。
飲料水、コメなどの重いものは基本的に生協かネットスーパーに配達してもらっています。
我が家は車がないためです。
車で買い出しに行ける方は、よりお得に買えるかもしれません。
買い物メモを書く
買い物にでかけるときは必ず、食品の在庫を見ながら献立を考え、メモを書いていきます。
これにはスーパーなどでの長時間滞在を減らす目的もあります。
余計なものは買わずにメモに書いてあるモノだけを買うようにしています。
たんぱく源の予算管理
肉、魚などのたんぱく源は大体、100g200円以内と決めています。
これはお住いの地域によって変えていいと思います。
予算を超えそうなときは、豆腐や厚揚げ、油揚げといった大豆製品を買うのがお薦めです。
お魚に関しては魚肉ソーセージ、お肉に関しては鶏肉がお手軽で栄養もばっちりで、これらもお薦めです。
〇〇の素などを買わない
ドレッシングやたれ、〇〇の素といったものはお手軽ですが、自分で手作りした方が原材料の確認もでき安心です。
甘さ、辛さなども加減できるし、なにより基本の調味料で大体のたれは作れて安あがりです。
外食はできるだけ、しない
うちは夫が制限食の関係で外食はあまりできません。
自分たちが口にするものは安心できる材料なのも前提です。
お昼もできるだけ、お弁当にしています。
お弁当も朝にわざわざイチから拵えると大変なので、前日のおかずを翌日のお弁当に残すようにしています。
卵焼きなどの日持ちしないものを朝に作るだけでOK。
買い物はひとりで行く
家族と買い物に行くとついつい、みながあれこれ食べたいものをかごに入れがちです。
家族のだいたいの要望は聞くとしても買い物に家族を連れて行かないことをお薦めします。
代用品を買う
例えば、ほうれん草が高いときは小松菜を、マッシュルームが高いときはエリンギをといった具合に予算を考慮して、よりお得な方を買うこともあります。
なにも買わない日を設ける
冷蔵庫などにある食材で料理をし、あえてなにも買わない日を設けます。
前述したような食費節約のポイントを押さえて自分のなかでルール化しておくと、ほぼ自動的に節約につながります。
ただ、節約ばかりではフラストレーションが溜まります。
たまには浮いた予算で、外食やちょっといい食材を買ったりするのも良いでしょう。
まとめ
ここまで、ざっとやりくりのコツを書きました。
どれもちょっとしたことで、既に実践されていらっしゃる方も多いでしょう。
なんでもそうですが、小さなことでも一つ一つの積み重ねが大きいです。
今日から食費のやりくりを意識するだけで家計の締め日に大きく違ってくることでしょう。
ただし、食費は健康に直結する費目で安易に削ることはできません。
その点はよく留意して欲しいと思います。
あなたのやりくりライフが充実したものとなり、わずかでも予算が余るようになってくることを願います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。