谷根千におよそ20年暮らしていて氏子ではないものの、なにかあるとお詣りに行く根津神社【根津権現】のご紹介です。
今の時期はちょうど『つつじまつり』が開催されており、境内にはおよそ3000株のつつじが見ごろを迎えています。
良い季節ですので、谷根千散策兼ねて徳川家ゆかりの根津神社にお越しになりませんか。
きっと良い気分転換になり、気持ちも晴れやかになること請け合いです。
根津神社【根津権現】とは
根津神社は今から千九百年余の昔、日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる古社で、文明年間には太田道灌が社殿を奉建している。
根津神社より
江戸時代五代将軍徳川綱吉は世継が定まった際に現在の社殿を奉建、千駄木の旧社地より御遷座した。
明治維新には、明治天皇御東幸にあたり勅使を遣わされ、国家安泰の御祈願を修められる等、古来御神威高い名社である。
根津神社のつづじまつり
毎年、4月1日より開催される、つつじまつりの見ごろは大体、4月中旬から下旬にかけてです。
以前は開花時期は遅く、大体GW頃が見ごろでしたが、近年は地球温暖化の影響で開花時期が早まっています。
境内のつつじの主な品種は、カラフネ、キレンゲ、カバレンゲ、ギンノザイ、ゴヨウツツジ、ハナグルマ。
撮影するなら日差しが十分にある午前中をおすすめします。
目にも鮮やかな、つつじの花弁はなかなかにフォトジェニックです。
出店もでているし、太鼓や猿回しなどの出し物もあって境内を見て回るのに楽しいひと時を過ごせるはずです。
根津神社つつじまつりの見どころ
見どころの一つ目は、たくさんの品種によって咲く時期がまちまちで、つつじの見ごろを長く楽しめることにあります。
根津神社には、『つつじ苑』という有料の散策コースがあり、一人300円(令和5年4月現在)を払って入場するとあらゆる品種のつつじを観ることができます。
見どころの二つ目は、ちょうど『つつじ苑』を沿うように小さな赤い千本鳥居があり、つつじとのコントラストが絶妙で、根津神社の映えスポットとなっているところです。
つねに人で溢れかえっており、両方向から通り抜けできるため、人と譲り合って通るのをおすすめします。
見どころの三つめは、根津神社には楼門や唐門といった門が配置されており、こちらも荘厳ある映えスポットとなっております。
楼門の手前には小さな橋が架かっており、橋と楼門とを配した構図での撮影はなかなかのものです。
まとめ
境内に約3,000株もの、つつじが咲き乱れる様はなかなか圧巻です。
新緑の美しい季節に鮮やかな彩りのつつじは、よい目の保養にもなりますし、写真に撮るのも楽しいと思います。
年に一度のスペシャルイベント。
出店は、平日は営業していない店も多いため、期待して行くと肩透かしを喰らうこともありますので、事前に情報を収集するか、なにか軽食を用意していくといいかもしれません。
現在、根津神社境内では鷗外荘(旧森鴎外旧居)の移設工事を行っております。
鴎外荘がある根津神社もなかなか風情があり、来年のつつじまつりとのコラボレーションが楽しみです。
太鼓や猿回しのパフォーマンスも見ごたえあります。
生で聞く、太鼓の響きと演者のパフォーマンスは圧巻です。
タイミングが良ければ、ご覧になることをおすすめします。
お猿さんは賢く芸達者なので、ついおひねりも弾むかもしれません。
せっかく来たのだから、つつじを鑑賞する前か後にでも根津神社の参拝もぜひ。
ここのおみくじは我が家にすると怖いくらい当たるので毎年、初詣にはひくことにしています。
大体、誰かが凶をひくと入院することが多いです。
これまで夫が凶をひいた年には、それぞれ夫は脳梗塞、心筋梗塞で入院しました。
わたしが凶をひいたときは、わたしも胆石で入院しました。
今年も夫が凶をひいたので、十分気を付けなければと気を引き締めています。
ちょっと怖いことを書きましたが、根津神社は浅草寺ほど凶の割合は多くないので、気軽にひいて欲しいと思います。
凶をひいたら、ちょっと気を付ければいいだけのことかもしれませんし。
あなたも年に一度の根津神社の一大イベント、『つつじまつり』に是非、お越しください。
散策するにもよし、撮影するにもよし、食べ歩くにもよし。
美しいつつじの競演とおいしい空気を吸いによかったら、お越しくださると嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。