以前は谷中から根津へと向かう、へび道(藍染川跡)に店舗があったと記憶していましたが移転されたようです。
場所は根津駅から近く、根津駅をでてスーパーの赤札堂がある交差点の通りである言問い通り(左側)を上野桜木方面に歩いて一つ目の角を左に曲がったところです。
創業は古く明治時代で創業100年をゆうに超える老舗企業です。
本社は板橋の滝野川地区らしいです。
この谷中店の店舗はもともと銭湯があった場所で見事におしゃれに生まれ変わった店舗がそびえたっていました。
なんだか銭湯とたわしという組み合わせも粋だと思いませんか。
昭和生まれのわたしにとって、たわしと言えば亀の子たわし。
鍋を磨いたり、身体をゴシゴシこする健康法なんてものもあって身近な日用品です。
今回は野菜を洗うたわしが欲しくて訪問しました。
スタッフの方に教えていただきましたが野菜を洗うのに二種類のたわしがあるとのことでした。
一つは皮ごと剥けるタイプのたわし、もう一つは汚れだけを落とす、やわらかいたわし。
スタッフの方のトマトもこれで洗っていますという力強い助言により、今回はやわらかい白いたわしの小を購入してみました。
早速、帰宅後、泥付きにんじんを洗ってみましたが、ちゃんと皮は剥けずに泥だけを落としてくれるやわらかいあたりでした。
サイズも手のひらに程よく収まるので小でよかったと思います。
素材はサイザル麻と針金。
これらを職人さんが一つ一つ手作りされていらっしゃるとのこと。
ゆえにお値段が少々、高いのも納得です。わたしが今回、買ったたわしで税込み770円。
実際のところ、亀の子たわしは長持ちするので、むしろコスパは良いと考えます。
店舗にはちょっとしたカフェスペースも併設されていました。
今日のように酷暑だと冷たい飲み物を飲んでもよかったかもしれません。
今日はスーパーの帰りに立ち寄ったので、食材が傷むと思って駆け足の買い物でした。
次回はゆっくり訪ねたいと思います。
実は亀の子のスポンジも気になっているものですから。